飼育する虫のリスク管理と虫との別れ方

飼うのは避けたい毒虫や外来種

毒虫や外来種の虫に他の虫にはない魅力を感じて愛好する方は少なからずおられますし、実際に飼育されている方もおられますが、基本的に毒虫や外来種の飼育は、リスク面からお勧めし難いものがあります。

もちろん、弱毒性の毒虫を選んだり、モンシロチョウに代表されるように万が一逃がしても無害な外来種の虫を選んだりすることによって、毒虫や外来種を飼育するリスクは抑制できますが、魅力を感じた毒虫が強毒性だった場合や飼いたいと思った外来種が逃がしてしまうと環境に甚大に被害をもたらすものである場合、毒虫や外来種の虫を飼うリスクは飛躍的に高まることを考慮すると、安心して飼育が楽しめるのは、しっかりとその虫の生態を把握し飼育環境を整えることができる方に限られるのです。

死んでしまった虫を標本に

基本的に虫の多くは短命で、一部の例外を除くと普通の虫なら二か月から一年程度であり、長期飼育のために環境を整えても寿命の大幅増は望めません。

飼育した虫の死後、弔ってあげてもいいですが、長く飼育した虫に愛着が湧き別れがたくなってしまうことは、こどもにも大人にも十分に有り得るため、虫の死後埋葬ではなく標本にして思い出とすることも一つの虫との別れ方の形となるのです。

虫を標本にするのは難しいのではないかと思われるかも知れませんが、手順自体は書籍にもインターネット上にも流布していますし、専用の昆虫針や防腐剤も市販しているので、幼いこどもが独力で挑むのは難しいものの、ある程度年齢を重ねれば不可能ではない難度に収まるため、虫との思い出を形にして残したい方は、飼っていた虫を死後標本にしてみてはいかがでしょうか。


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